ノギスには何も挟んでいない状態なので,図のように副尺目盛の0は本尺目盛の0と一致している。

本尺の19目盛(19 mm)がバーニヤ目盛で20等分されている。従って、副尺の1目盛は本尺の1目盛(1 mm)より 1/20 目盛=0.05 mmだけ短くなる。よって本尺と副尺の1目盛り目同志を比べると、1/20目盛=0.05 mmずれている。

2目盛り目同志では2/20目盛=0.10 mm,3目盛り目同士では3/20目盛=0.15 mm、4目盛り目同志では4/20目盛=0.20 mm、・・・・とずれてゆく。

最終的には本尺の19目盛で副尺の20目盛が一致し,ずれは20/20目盛=1.00 mmとなる。